【円盤】2020年のWUG 1st LIVE Tourレポ

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皆さまこんにちは。

Advent Calendar 以来の登場になります、デンタル味噌です。

今回は『「2020年の」WUG LIVEレポ』ということで、LIVEの円盤を見た感想を綴ります。まずは、2014年に行われた1st Tourのレポをお届けしたいと思います。

以下、「めんどくせぇ奴」全開の内容になっていますが、最後までお付き合いくださると嬉しいです。特に、「WUGを追うか迷っている方」には是非読んで頂きたい。書き手の私も解散後にハマった身なのでね…

 

1.めんどくさいサンタクロース

2020年12月26日、私の元にもサンタクロース(自費)がやってきた。慌てん坊ならぬ大遅刻のサンタクロースである。自分へのプレゼントとして購入したものは、Wake Up, Girls!のLIVE Blu-rayである。

Advent Calendarにも参加したり、「WUG!WUG!」とツイートしたりしている身でありながら、Live Blu-ray は未視聴というのは恥ずかしい限りである。(人それぞれでいいと思います。)

では何故、ここまで購入が遅れたかといえば、それは買う決心がつかなかった、ただそれだけのことだ。キャッシュレス決済の還元率UPに背中を押され、ついに購入した。しかし、この時点でも、買わなくても良かったのではないか、と思わずにはいられなかった。

確かに今後も誇れるグループとして存在し続けるだろうが、決して新コンテンツは生み出されることはない、虚無。また、現在、私は7人それぞれのコンテンツを楽しんでいるが、そのことに関して彼女らの「今」を追っているのではなく「過去の延長線上」を追っている気がして、心に蟠りを残していた。キャリアとしての過去を知り、今を追うことは素晴らしいことだと思うが、どうも今の自分はそれとは異なる気がしたのだ。さらに、「Live Blu-rayを観たい」という感情は自分の欲望なのか疑問にも感じた。「ワグナー」に従属する欲望、すなわち自分の欲望というよりもただワグナーを模倣しているだけなのではないか、と。

2.諸々ご紹介

今回は「Wake Up, Girls! 1st LIVE TOUR 素人臭くてごめんね。」を視聴する。収録内容は、東京・文京シビックホールにて開催された2014年8月17日(日)夜公演のものである。本公演は大阪に続く2公演目となり、千秋楽の仙台公演を控えたものとなっている。

3.いざ参戦ー視聴ー

Blu-rayDiscを挿入。前述の雑念と共に、小さな期待と共に。というのも、ニコ動にあるワンフェスのステージは成長したとは言えども、完成されているとは言えないからだ。元気が取り柄、そんなステージだと思う。(公式ではないため貼りません)

 〔セトリ〕

1.タチアガレ!

2.7 Girls War

3.海と魚とハダシとわたし

4.オオカミとピアノ

5.シャツとブラウス

6.ジェラ

7.DATTE

8.あぁ光塚歌劇団

9.太陽曰く燃えよカオス

10.極上スマイル

11.16歳のアガペー

12.言の葉 青葉

EN.タチアガレ

 

何から書こうか迷ってしまうし、スピーチとスカートは短い方がいいらしいので、ブログも短い方がよいだろう。簡潔に書きたい。

 

本公演にてキャラソンは2曲しか歌われていないが、挿入歌やグループ曲で各キャストが輝けるセトリになっている。キャラ格差のない、誰が推しだろうと文句のない構成に唸ってしまう。個人的には『あぁ光塚歌劇団』がベスト。

『シャツとブラウス』で私は泣きそうになった。イントロで既に。理由は見終わった今でもわからぬ。ただ「救われた」気がした。優しいフレーズとメロディの中に垣間見える少女の固い決意に、眼前の7人が重なる。汗で前髪が崩れたりしながらも歌う姿は格好良い。最後まで見たい!と思わせるパフォーマンスがそこには在った。 

そしてなによりも最後のMCだ。特に私は吉岡茉祐さんの言葉に救われた。

Wake Up, Girls!はまだまだ邁進していきますので、皆さま最後までよろしくお願いします。 吉岡茉祐

吉岡さんにどのような意図があって「最後まで」と言ったのかはわからない。監督曰く、いずれ解散させる気であると。それが、作品内での2次WUGの解散を指すのか、現実でのWUGの解散を指すのかはよくわからないが、そう言った話が彼女らにもなされていたのだろうか。また、「いつか」は全てに起こり得ることであるからか。さらには、ただその言葉が出ただけとも考えられる。しかし、6年の時を経て、私の迷いを吹き飛ばす言葉であったことは確かである。メッセージは色褪せない。見届けなくてはならない、そう強く思った。

そんなことを考えながら、テレビの前には「タチアガレを歌い出すオタク 2020ver.」が誕生していた。

最後に青山吉能さんの言葉に追い討ちされ幕を閉じた。

もっともっと高みを目指していきますのでよろしくお願いします! 青山吉能

 4.これから

未視聴の円盤を観るのが楽しみになった。更新されることはないが、まだ触れていないコンテンツが存在している限り、私にとってそれらに触れることはコンテンツが更新されることと同義である。とんでもない詭弁だ。しかし、無闇に悲観的に考えるのではなく、まずは触れてみてほしい。また、解散後で供給量から現推しを決めている方には、新たな発見があるかもしれない。(他界しろとは申していない)

中古を快く思わない方がいるのは重々承知しているが、中古はハードルが低い。ありがたいことにBlu-rayBOXも出ている。それらから観てみる、または完成形を観て惹かれたらそこまでを追ってみる、どちらも良い結果になると思う。「過去」を追うことで「過去の延長線上」をから脱却し、結果として、「今」を追うことになるだろう。

 

まとまりのない形で終わってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。

ねびゆかむさま、ゆかしき人かな。

年末には『DATTE』がおすすめです。

みなさま、良いお年をお迎えください。